こぼれ落ちるため息は贅沢だ

日々いろいろのこと。彼さんとのこと。わたしのこと。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

捨てるという行為

きょうは起きてからひたすら引っ越す家の片付け。こんまりさんのときめきの魔法も使いつつ、どちらかというと、必要に迫られて捨てる、捨てる。もともと物をあまり溜め込まない性質なので、必要なもの以外(あまり好きではないもの)は持たないのだけれど、そ…

ときめくかたづけ

片付けコンサルタントのこんまりさんの考え方はとてもシンプルで好きで、引越し先にほとんどものを持っていかないと決めた今まさに実践しなきゃいけないんだけど、本だけはなかなか選別できないわたし。本はわたしを豊かにしてきた礎で、それをおろそかには…

まよなかごはん

うちはわたしも彼さんも帰りが遅いので、ごはんは夜遅くになることがおおい。なるべくあっさりめを心がけると自然に鍋物や和食をよく作っていたのだけど(かわりにわたしが遅いと彼さんはパスタなんかの一品料理を作ってくれたりしているのだけれど)珍しくハ…

ちっちゃく揺れる

今年ももう終わりと思いながら、書き始める小説について思い悩んでいる。 書きたくて書いていたはずのものが義務になるのはかなしいことなのに、 締め切りが近づくたびに書かなくてはという意識だけ強くなる。 書きたいものがないのに、書いても仕方ないのに…

本棚を眺めているのが好き

小説をまた書く習慣ができたのに本を読んでいなくて、彼さんとアニメや映画は見たりするのだけれど、これではいけないなと思っている。 アウトプットばかりになると不安定で弱い文章しか書けなくなる。 苦手な本も読もうと思って読んだ、川上未映子さんのエ…

からっぽの水槽

チルチルさんはなくなってしまった。 深夜、帰宅した彼さんとごはんを食べてから、近くの神社に埋めにいった。 ちいさなチルチルさんは、水槽の外で見るともっと小さくて、綺麗な朱色をしていた。 からっぽの水槽を整理しなくちゃいけないのに、まだできてい…

覚悟するということ

チルチルさんは、もう体力がなさそうで、水槽の隅っこでかろうじて息をしている。 もっと飼い慣れた人ならなんとかできたのかもしれないけど、わたしにはなんにもできない。 彼さんも、覚悟しておいたほうがいいと言った。 朝ひとりで水槽を覗くのが、ほんと…

チルチルさんとミチルさん

朝、ごみを捨てて、会社にゆく彼さんを見届けて 疲れから、布団に戻って眠ってしまっていた。 先週から朝の習慣になっていた金魚のエサやりは、もう少し後でいいかと思って、 午前中の歯医者の予定もキャンセルして。 起きたら、二匹のうちのおおきなほう、 …