2015-12-07 覚悟するということ チルチルさんは、もう体力がなさそうで、水槽の隅っこでかろうじて息をしている。 もっと飼い慣れた人ならなんとかできたのかもしれないけど、わたしにはなんにもできない。 彼さんも、覚悟しておいたほうがいいと言った。 朝ひとりで水槽を覗くのが、ほんとはちょっと怖かった。 ぼくは、あの花のおかげで、いいにおいにつつまれていた。明るい光の中にいた。だから、ぼくは、どんなことになっても、花から逃げたりしちゃいけなかったんだ。 # 星の王子さま— 星の王子さまbot (@PetitPrince_bot) 2015, 12月 6