こぼれ落ちるため息は贅沢だ

日々いろいろのこと。彼さんとのこと。わたしのこと。

覚悟するということ

星の王子さま―オリジナル版

チルチルさんは、もう体力がなさそうで、水槽の隅っこでかろうじて息をしている。

もっと飼い慣れた人ならなんとかできたのかもしれないけど、わたしにはなんにもできない。
 
彼さんも、覚悟しておいたほうがいいと言った。
 
朝ひとりで水槽を覗くのが、ほんとはちょっと怖かった。