こぼれ落ちるため息は贅沢だ

日々いろいろのこと。彼さんとのこと。わたしのこと。

ひとの評価


彼さんも私も、芸術系の大学を出ているからなのか、
ひとはひとじぶんはじぶん、の考えがある。
人は違うのだから考えが違って当たり前、という大前提があるから、話し合いで意見が違って、そのまま平行線になることもある。
だから楽なこともあり、人に言えばさみしい関係にも見えるかもしれない。

転職に関わる仕事のことについて報告をしたら、怒られてしまった。
彼さんの意見はまっとうで、その通りで、反論しようもなく私は押し黙っていた。
その通りだけどそんなのさみしいし、仕方なかった、と思っていたけど感情論になるので、謝ったのち、黙るしかなかった。口を開けば泣いてしまいそうだった。
彼さんは、納得いってないようだね、と言いながらも、引きずると良いことはないと思ったのか、話題を切り替えた。
その話はもう終わり、という合図のようにも思えたし、気遣われているのに気づいて救われた。


転職活動をしていると、なんども自分を評価される場面に遭遇する。
経歴書だけでスキル不足と判断され落とされることもあれば、一回の面接で高い評価を受け、採用を決めてもらえることもある。
こんなに人から評価を受けることはたぶん人生でもそうそう無いように思う。
その場で評価してもらった自分と、本当の自分のスキルが見合っているのか、不安になる。
ひとからの期待に応えたいという気持ちは、ひとの評価を気にするということと一緒なのかな。


眠れなくて、落ち着かなくて日記を書いている。
明日は彼さんもおやすみ。
仲良くできるといいな。